「あの…僕を忘れてませんか?」 わざとらしそうにゴホンと咳払いをした高雅。 「ああ…忘れてたな。」 この問いには洋二が答えた。 「あなたに聞いてない。蘭に聞いていた。」 「…忘れていた…ゴメン。」 「…僕の告白聞いてくれる…?」 いきなり?! 「あーっと…ゴメン…。断るわ…。」 私は断った。 「そんなぁ…。」 「その通りだ。諦めてもらおうか。」 雷珸が冷たく突き放した。 高雅はしょんぼりして図書室を去って行った。