「あーもー!!その話はやめだ!!」
「雷珸…。」
私はびっくりしてしまった。
「だってさ…それ以上見たくねぇよ…。蘭の悲しそうな顔を…。」
雷珸は辛そうな顔をして言った。
「そうだな。俺も見たくねぇな。蘭の笑顔を見たいしな。」
洋二…。
「うん…!!洋二たまには良いこというじゃん!!私もそう思う。」
歌音…。
「たまには、は余計だろ。」
「確かにな…たまにはだよな…。」
雷珸はたまにはを強調して言った。
「お前らッ!!いい加減にしろぉ!!」
「怒っても怖くないもーん。」
「歌音?!それは…やめといた方が…。」
私が止めようとした時、遅かった。
怒りのボルテージがMAXだった洋二は歌音を捕まえるなり首締めてしまった。
「ギブギブ…!!助けてよぉ!!」
「あなたが悪い…。歌音。」
「確かにな…怒りに触れたからな…。」
「助けてぇ…。」
やばいな…。このままじゃ死ぬぞ…。
「洋二…やり過ぎ…。このまま歌音を殺すことになるよ?」
「マジぃ?!やバッ?!」
パッと離れた洋二。
「やり過ぎ…ゲボッ…死ぬとこだった…。」
「歌音…蘭に感謝しな。」
「雷珸…そうだよね…。ありがとう…蘭。」
「いえ…どういたしまして。」
私は許した。


