メールの内容わごく普通。


【優斗くん?玲奈だけどメアド教えてくれてあ りがとう♪これからよろしくね!!】

うん。ごく普通。



でもなぜかドキドキする。
こんなにメール待つのドキドキするものかな。


待ってる時間が長い長い。


もう、夜が明けるん じゃないかってくい、長い。



って、あっ、パソコンのメアドじゃん。



じゃあ返信くるのって
あたしが家着いてなんだかんだまったりしてる頃なんだろうなぁ。


そしたら真緒居ないし、
あたし完全にテンパるんだろうなぁ

あーあ。




♪~

えっあっえっ?!



【from.優斗くん】


なーにぃ? えっなんでや。
なんでこんな早いん?(テンパり すぎて関西弁)




【おう!!よろしくな(^^)なんて登録すればいいか な?】

おうふっ
来ました。


普通の返信だ。


でも、これだけでやばいよ。あたしゃ。

しかも質問投げ掛けてくれたおかげでメール続 くよぉ。優斗くぅん。




真緒と相談。



【玲奈でいいよ♪か、パソコンのアドレスだよ ね?】
ポチッ。




♪~



【おっけー!!そうだよ♪あっ、今日寒かったか ら早く切り上げて家帰ってきたんだよね(^^)】



真緒がなぜかニヤニヤしてる。


まだあたしわ二人の繋がりに気付いてなかっ た。



あー!! だから返信早かったんだぁ。





「玲奈!!もう、私迎えきちゃったから帰るね! あとわがんばれっ」


ガッツポーズして真緒が去っていった。



「あっ!!」
真緒がまたこっちにドスドス歩いてきたっなん だなんだっ


「今度私と玲奈と優斗とあと誰かと遊ぶって約 束しときなね?いけるから大丈夫だよんっ」




えっあっはい?
なんだこいつわ…こえぇ。
それだけ残してブーンって車乗って去っていっ た。 謎な女だぜ。




でも、言われたからにわあたしわ
約束しないと いけないのか?

初めてのメールで…えっそれっていいのか な。



とりあえず


【あー!!そうだったんだ♪優斗くんってあたし のこと知ってる?】
ポチッ。



あっ、なんか今これ怖いメール送っちゃった気 がした。


あたしのこと知ってる?って怖いじゃんっ。




♪~





【おう!!知ってるよ♪だってメアド聞いてきた じゃん(笑)しかも、真緒が色々言ってるし】



真緒…あんたわ…


なんか急に真緒が怖くなった瞬間でした。




【そっかそっか!!なら、よかった♪あのさ、今 度あたしと真緒と優斗くんとあと一人誘って遊 ばない?】
ポチッ。



うーん。なんか冷静に誘えた気がした。




それから お母さんが迎えにきた。
家に着くまでメールがこない。


不安になった。
やっぱり誘うの早すぎたかなぁ。







ベッドで天井をみあげてると




♪~



【from.優斗くん】



あ…きた… なんかちょっと泣きそうになりながらもケータ イ開く。




【あっ遅れてごめんっちょっと塾の課題してた ら寝ちゃってた(汗)あー!!いいねいいね♪遊ぼう ♪あと一人誰にしようか?】




なんだ…寝ちゃってたのか…かわいいな…ボロ ボロ(泣) って、あっさりおっけーなんだなこの人っ。

ま、とりあえず…よかった!!




【えっ?ほんとに??やったぁ♪嬉しい!! んー、優斗くんが仲良い子でいいよ!!】
ポチッ。


なんかメール慣れてきたみたい。 ふぅ。



♪~



【おっけー!!じゃあ隼人連れてくわぁ】



おっ。隼人か。

隼人わずっと一年のときクラス同じだったから 知ってる。
でも、あんまり話したことないなぁ。



なんて、 色々その日わ優斗くんとメールした。

お休みって言えなかったらやだなぁとか、
ちゃんと言ってから寝たいなぁって考えて。




そしたら、

【おやすみ。】


ってあっちから 言ってくれた。


嬉しかった。
時計を見るともう一時だ。
いっぱいメールさせて起こしちゃってたなぁ 悪いなぁって思いながら

ニヤニヤ。



その日わゆっくり眠れました。