期間限定彼氏

「ありがとうっ、あたし頑張ってみるね☆」



学校一、調子に乗りやすい女。


あたしは目をキラキラ輝かせて、慶吾さんの教室へ向かった。


「あーぁ、あんなにはしゃいじゃって。」



瑠奈は呆れながらも、美玖の嬉しそうな顔を見つめ、少し、幸せな気分になっていた。



「けーいごさーん!!」


あたしは、堂々と慶吾さんの教室に入っていった。