期間限定彼氏

「誘ったら?」



瑠奈はキラキラとした目であたしを見た。



「何に?」


「だからぁ、デートに!!」



無理だよ・・・でも、誘ってみるだけの価値はあるよね?



「うん☆でもさぁ、なんて言えばいいのかな?」



瑠奈はふふっと笑って、スクールバックの中を捜し始めた。



「これなぁ~んだ?」


取り出したのは2枚の映画のチケット。