後夜祭で期間限定の彼氏が当たってからもう3日がたった。慶吾さんとの関係は初日よりも親しくなったと思う。


なんだかんだ言って、結構楽しいし。


あと1ヶ月もあるなら、楽しみたいじゃん?精一杯。



「おはよー、瑠奈!」



誰にも負けないような明るさであたしは教室に入った。



「美玖、おは~。何でそんなに元気なの?」



それには、理由がある。