「お前の弁当これ?」



あぁっ、あたしの可愛い弁当箱が慶吾さんの手に・・・。



「え、うん。」



やばい、みんな見てるよね??
案の定、クラスメイトはみんな固まってこっちを見つめていた。



「ホラ行くぞ。」


あたしは慶吾さんの手に引かれてしまった。

る、瑠奈ぁ~!!
瑠奈を見ると口パクで「ガンバッ☆」と言っていた。



「ちょ、1人で歩けるし。」