〜泣恋 nakikoi〜

それは亮平が公園を出た時のほんの一瞬

の出来事だった。きらきらした光が亮平

にむかってきた。『キキーィ‼』

亮平の体が宙に浮き空と重なった。なに

も…いえなかった。私の手は震えていた