夏恋~あの夏は忘れない~

あたしも自分でなにしてるのかちっとも

分かってなかったのに足が動いてトイレ

に行こうとした小春の正面に回り思いっ

きり頬を叩いた。今までに叩いた事のな

いくらい大きな音がバシーンとトイレの

中を響かせた。あたしの手も赤く腫れあ

がっていた。