夏恋~あの夏は忘れない~

その時は自分が幸せになる事しか考えて

なかった。

カランカラン…なにかが勢いよく落ちた

音がした。見ると、涙を流した小春がい

た。終わってしまった…あたしは、亮平

を置いて小春を追いかけた。