戻ってきた彼は、
ごめん。
じゃあもう1件飲みに行こうと。
私の左手を取った。


私の左手は彼の右手と絡まった。


その後も2人で飲みに行った。
12時を回ってからだった。


2件でも、出会う前のお互いの話をして距離を縮めていった。

私はそろそろ肝臓のキャパがmaxを迎えそうなので
飲む行為を中断していた。

それに気がついた彼はそろそろ出ようと。

私達は店を出て大通りに出ていた。

彼は、どうする?

私は、朝まで飲んでてもカラオケでも漫喫でも始発まで時間潰す?
と。


彼は、でももう飲めないでしょ?
じゃあ・・・
明日も仕事だし少し休んでいく?

と。手を握り締めて聞いてきた。

私は。
少し戸惑って、
考えて。

でも
頭の中はアルコールで汚染されている。。。

心に問い合わせた。



又しても私の指令の前に、首が縦に動いていた・・・