数日後、メールを受信した。

今、仕事で名古屋にいます。
明日帰るので明後日食事にでも行きませんか?
親切にしてくださったお礼に。



私は。
もう胸が張り裂けそうだった。
凄い嬉しくて。
でも、葛藤があった。

本当に行っていいのか?
大丈夫なのか?

考えている間にも私の指はメールを打っていた。



本当にいいのですか?
嬉しいです。
明後日は仕事なので、8時だと大丈夫です。


と。


又しても私の指令を待たずして親指は送信を押していた。


明後日、駅の改札に8時に待ち合わせになった。