彼の右手はしっかりと私の左手を握り締めたまま
一室に入っていった。

私は、酔っ払いながらも冷静さを失っていなかった。

出会ってすぐ。。。

彼女もいる。。。

たぶんやり逃げされる。。。

色々なパターンを考えながら。


彼の腕に抱かれていた。


途中思考回路が途絶えた。



気がついた時にはアラーム音。


おそらく眠りに落ちたのだろう。

お互いが
おはよう。良く眠れた?
ともう一度kissをして抱き合った。


急ぎながら服を着て外にでた。

AM5:30

駅に向かった。

しっかりと手を繋いだまま・・・
ただ、会話はあまりなかった。

私は恥ずかしさでいっぱいだった。


駅の改札に続くエスカレーターで、
私は言った。

これっきりよね。
どうせポイポイってされるんだろうなぁ~。
と。

彼も答えた。
そんな事ない連絡するよ。



お互い家路についた。