「なに何々!?ちょー可愛い!!合格よ合格!!ちょっと海斗~。こんな可愛い彼女出来たんならもっと早く言いなさいよね!」
急にテンションの上がった女性はガバッっという効果音がつく勢いで結愛に抱きつきなでまわした。
たぶん一番理解できてないであろう結愛を見ると、思った通り困惑していた。
「零羅」
そんな女性を止めようと名前を呼ぶ海くん。
思わず口を開いて
『だれなんですか?』
って聞いたら
「姉」
と、一言。
そんなまさか、小説のような展開になるとは思わなくて、思わずフリーズしてしまった。
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