わからない



「結愛!?」


やっと結愛に気づいた海くん。


悲しそうな結愛に気付き、困惑している。


結愛が聞く様子もないので



『隣の女性はどなたですか?』


と、聞いてやった。


そこでようやく理由に気づいた海くん。


慌てて説明をしはじめようと口を開いたと思ったら、渦中の人である美人な女性が口を開いた。


「合格…」


「え…?」


思わず声を発する結愛。

私も思わずえ?って言いそうになった。


普通に考えたら修羅場じゃないの?なんて思ったら、再び女性が口を開いた。