一気に縮まった距離に、あたしの心臓はついていけなくて。 ドッドッドッドと、頭に響くくらい大きな音をたてている。 「な、なにしよーかーっ!?」 平気なふりをして大きな声で可愛くんに尋ねる。 「あー、何しようか?あ、ホッケーでもやる?」