「フフフフフ…。実はですねぇ、可愛君ん家の近くのケーキバイキングに2人で行くことになりましてっ!」


きゃーと照れていると、力いっぱい抱きしめられた。


でも、そんな優しい抱きつき方じゃない。


骨とかギチギチいってるからッ!


ちょ、ギブ…!!!!


「花ちゃ…死ぬ…!」


犯人は、花ちゃんです。


この子、か弱そうな見た目して握力とか半端じゃないからね。


男並だからね、この子!


「おい花、そろそろ離してやれよ。笑死にかけてる…」