そ、それはデートととらえてよろしいのでしょうか…!? 内心ガッツポーズをして、 「うんッ!絶対行くっ!!」 満面の笑みで可愛君に返した。 「そ。桜田さんなら行くと思った」 クスクスと笑う可愛君に、あたしは今猛烈に抱きつきたいです。 きゅっと蛇口を閉め、濡れた手を着けているエプロンで丁寧に拭く可愛君。 うーん、なにもしてもスマートです。 週3回は、お昼休みこうして可愛君のお菓子づくりを眺めている。