「やった!可愛君のお菓子、あたし大好きだなぁー」 「…どーも」 真顔でカチャカチャと食器を洗っている可愛君。 真剣な横顔も、本当に格好良いです。 つい、ぽーっと見とれちゃってるあたし。 「あ、桜田さん」 急に、食器を洗う手を止めて、こっちを向く可愛君。 「ん?なにー」 「今度の土曜、俺ん家の近くの喫茶店でスイーツ食べ放題があるんだけど」 一緒に行く?と首をかしげる可愛君。