『な、何で！？』

泉美はあたしに顔を大接近させながら聞いてきた。

…ち、近いから。

「何でって言われても…好きだからだよ。」

『マジで言ってんの？』

「マジです！」

はぁ…
と、泉美はため息をついた。

『まぁ…優が好きになったなら、あたしは応援しかしないからね？』

い、泉美〜！
大好きだよ〜！

「ありがと！泉美！」

『どーも♪』

あたし達は顔を見合わせて笑った。