『…何が無いわけ?』 肩に少しの重さを感じて振り返ったら… 「り、流斗君!?」 なぜか、あたしの肩に流斗君が顔を乗せていた。 「お、起きてたんだ!」 流斗君にあたしが今言った事… 聞かれたよね…? 『起きてたら都合悪い事でも大声で言ってた?』 何で分かるの!? 流斗君もしかしてエスパー!? 「べ、別に〜」 あたしはそう答えたけど明らかに焦っていた…