とにかく 俺はとんだ拾い物をしてしまったらしい 『はぁ…お前しゃべれないの?』 「………」 俯いてしまった 『お前、帰る家は?』 すると、女は首を振った 『ないの!?』 頷く女 どうする俺 今の俺に、こいつを養うほどの金はない ただでさえ、いつ追い出されるか、水道ガス電気がとまるかわからないのに… 無職で収入源は引ったくりだし どうしたらいいものか… 『とりあえず…名前………』