「………ほら」 栞凪も、踊ろいているみたいだった。 そりゃあそうだろう。 俺、無愛想だとか、女子と話さないだとかで知られちまってるらしいし。 無愛想なつもりはねぇ。 ただ、女はキャーキャーうっさくてどうも苦手だった。