小さな栞凪の体を抱きしめる。 栞凪は驚いていたけど、すぐ顔を下に向けて、俺の胸によりそってくる。 なんだこいつ。小動物? …………可愛いすぎんだろーが。 「あたし、樹に彼女って思われてるのか、すっごく不安だったんだよ…?」