置き手紙はこれで終わっていた。 「・・・ひっく、ーひっ・・く」 私はただ呆然とし、泣いていた。 手紙を見て、実感が湧いてきた。 私は本当にひとりぼっち。 家族が私から何処かへ行ってしまった。 私は涙が枯れるまで泣き続けた。