「うん、まぁそー」

龍斗のその言葉に「よかった、やった」と凛が呟く。
 
「ねぇ、舞稀?」

「ん?どした、凛。」

「あたしね、恭のことも大好きだけど、舞稀のことも大好きだからね!どっちかというと舞稀が上かなっ」

凛はそう言って笑ったが、恭はあからさまにショックをうけているようだった。

「舞稀もね、龍斗のこと大好きだけど凛のことのが大っ好きだよ!!」

龍斗もこころなしかがっかりしたように見えたが、まぁ気にしない気にしないっ!