桜の下で……


「ふふ。いえいえ注文されましたよ。」

理央さんは笑う。

舞稀と龍斗と恭もついつい頬がゆるんでしまう、くは暗いので凛には見えていない。

「あ、ねぇ。凛、トイレ行かない?」

舞稀はそう持ちかけてみた。  

「え、あ、うん。わかった。」

そしてトイレにつくと、

「ねぇ、舞稀?どゆこと?」

と凛に尋ねられる。 

「まぁまぁ。持ってきてくれたならいいじゃない?」

「え、そ、そーかなー。」