桜の下で……

「きゃーかわいいっ!も、もしかして龍斗の彼女ちゃんっ??」

「あ、はい。佐倉 舞稀です。」

「舞稀ちゃんって呼んでもいーい?」

「はい、どうぞ。」

「あ、ちなみに私は佐久間 理央(さくま りお)。よろしくねーー」

「あ、じゃあ理央さんって呼んでもいいですか?」

「もちろんっ。あぁーこーやって龍斗の彼女と話すことが夢だったのー!」

「姉ちゃん、本題入っていい?」

龍斗が舞稀と理央さんの視線の間に入って言う。