夢中に話す爽理 そんな爽理の話に理緒は嬉しそうに耳を傾けている。 希愛は後ろから那由汰の耳元で小さく尋ねる。 「…いつのまにこんなに仲良くなってるの?」 「…ヤキモチ?」 と、那由汰は淡い笑みを浮かべて目線をこちらに向ける。 『別に』と希愛は長い髪を耳にかけ、微笑んだ。 ただ少しだけ気になった。 那由汰はどうしてこんなにも初めて出会った人を虜にしてしまうんだろうと。 湖季も…優愛も… そして、目の前にいる爽理も… 那由汰の音に惹かれた。