+ 。 + 。 姫side "別れようか" 「……っ」 あたしの次の一言をまるで読んでいたかのように口にする。 こんなときまで咲夜はエスパーなんだ。 きっとあたしが言えないことに気づいて先に言ってくれた。 翼と咲夜。 あたしにとってすごくすごく大切な人。 どちらか1人なんて決められない。 選べないんだよ… こんなワガママな気持ちなのに… それでも咲夜は優しく微笑んでくれた。 「ごめん…っ」 両手で顔を覆った。 次から次へと零れ落ちる涙は止まることを知らない。