「あたしね、咲夜のことが好き」 「うん」 「小さなころから、今でもずっと1番好き」 「知ってるよ」 何度も繰り返す好きは、姫の本当の気持ち。 そして俺も、姫と同じ想いでいる。 片思いじゃなくて、両思いなのに。 "好き"という言葉がこんなに切ないのは………。 「咲夜のことこんなに大好きなのに、付き合えて幸せなはずなのに…… あたしの心の中には、翼もいるんだ」 「うん」 わかってる。 わかりすぎてる。