恋人として姫は俺を選んでくれたけど… 過ごしてきた時間も想いも、その全部が半分ずつ。 本当は………… 姫の心の半分は翼のものなんだ。 姫が気付いてなかっただけで…。 時々、姫は翼のことが好きなんじゃないかって思うときがある。 姫にとっての翼はそれだけ大きな存在。 そして俺にとっても………。 "幼なじみ"であり、たった1人の"親友"なんだ。 それでも姫だけは譲れない。 きっと、翼も本当は同じ気持ちを持ってる………… ピンポーン インターホンを押して、ドアを開ける。