*・。*・。*・。*・。*・ Happy Birthday. *・。*・。*・。*・。*・ その一言だけでいいから──── + 。 + 。 「………っ」 全てが確信に変わった。 10年前の出来事が鮮明によみがえってくる。 "ぐす…っ。こわかったよぉおっ!わぁああんっ" どんどん強さを増す、雪の中。 大きなツリーの下であたしを抱きしめてくれた男の子。 その男の子は 翼は… 泣いてるあたしの頭を撫でながら言ってくれたんだ。 "だいじょうぶだからなくな。 おまえはおれがまもるから"