部屋に入ると愛斗の
匂いだらけ。

その愛斗はというと
ぐっすり眠ってる。

「愛斗~っ!
起きてよ!」

「…。」

そう一回で起きるようなやつではない。

何回も繰り返すと起きるけど
もう少し寝顔をみたくて
ベッドの隅に座った。

「………。」

ぐっすりだ。
愛斗の顔は、綺麗な顔立ち。
髪の毛は、サラサラのミルクティー色。

観察してると
いきなり愛斗の手が伸びてきた。