届かないかな。


サッカー部といえば…同じクラスの飯田君…あとは…

だめだ。サッカー部員についての知識が全然ない。

普段、男子とあんまりかかわらないからかな(汗)

「愛、先に行かないでよー」

やっと追いついた…体力ないから息切れしちゃった。

「ふふっ、これぐらいで息切れしちゃだーめ。ほら、あれがサッカー部だよ」

愛が指さす先にはざっと見て30~40人くらいの集団が。

「見て、2組の越野と、3組の飯田、そんで隼人」

!そういえば…越野くんと隼人もそうだ。全員愛の知り合いか。

「もう練習終わったみたいだね。紗江、声かけにいこっか」

「わ…また。待って!」

愛は、カバンを肩にかけてこの場をたち去ろうとしていた隼人に近づいて、声をかけた。


「よっ!おつかれ!」


「…なんでいんの。愛、部活は?」

隼人が愛の目を見て答える。

そのとき、ちらっと視線があたしにあたった。一瞬。

「吹部終わったのか。そっちもオツカレ」

「うん。ちょっと声かけに行こうかな~と思ってきたんだけど」

そのとき、周りからヤジがあがった。

「隼人、カノジョ!?彼女か!?」

「まじ!?いつの間に!」

「カノジョ!?!?『あい』だって!けっこー熱いじゃんよ!!」

数人なんだけど。こういう話題好きな奴らいるよね。

もちろん、愛と隼人はそういう関係じゃない。

「い、いやそんなのじゃないよ!じゃ…じゃね!」

でも、愛のこの動揺を見てると、そのうちそうなるんじゃないかと思ってる。

そのときは、あたしも話題にさせてもらうから(笑)