* 帰りのホームルーム *






『えー、では、今日から一年生の部活がはじまる。気を引き締めて頑張るように。では、さよなら!』






先生の長々しい話が終わった。






それから、花音と達也と駿くんと一緒にサッカー部の部室に向かった。







「ねぇねぇ、達也?」





「ん?」





「この高校って、サッカー強いんだよね?!」






「まぁな。高校サッカーに結構でてるらしいぜ!」






「ふーん。すごいねっ!」






「だよな〜。」





『ねぇ、ねぇ優那?』





「ん?なに!?」






『サッカー部のマネージャーの先輩怖いかな?』





「大丈夫だよ!うちの知り合いの先輩いるし!」





『ちょっと、緊張するかも…。』






「自己紹介とかするからねぇー。」






『大丈夫っしょ!おれ余裕余裕!』





「本当かよ。駿。」





『大丈夫だって!』






トントン。





「失礼します!」






『あぁぁぁぁー!優那ちゃん久しぶり!新人マネージャー連れてきた?!』





「お久しぶりです!麻里菜先輩!つれてきましたよ、一人!」






『優那ちゃんありがとー!』