『はい、はい。』




いつもこんな感じで
朝をむかえる。







キーンコーンカーンコーン♪






「ホームルーム、後5分ではじまっちゃうよ!急ごっ!」









『「うん!」』









ホームルームがはじまり
一時間目の授業が移動だった。






『達也ー!』





「あっ。おい、やっときたか。駿。」





『電車乗り遅れたんだよー。マジ最悪。』





「あっ、駿くんおはょー!今日も遅刻?」



『そうなんだよー。オレ、まじ運なさすぎ。って、花音は?』







「先生に呼ばれてる。」







『マジか。』





この男の子は、谷原駿。
達也の友達。
うちにとっても友達だけど。
駿くんは、花音に片思い中。
私はそれに応援中。







『ゆうなー!ごめんね。待った?』






「大丈夫だよ!」






『よかったぁー。あっ、駿くんおはよっ!今日も遅刻?』





『まーな。また、電車に乗り遅れちゃったんだよー。』





『駿くんって、面白ーい!』






花音は、天然ちゃんなのか
よく内容にあっていないことを言う。






まぁ、そうゆうところが可愛いんだけどねっ!!









「なぁ。もう授業始まるんじゃね?!」







「うそっ!やばいじゃん。早くいこっ!」






『優那待ってよぉー。』














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