届け、この想い

「おっと、大丈夫??」



なーんてかっこつけながら、実は
支えられてよかったと安心している。




『あ、紅君!!ありがと!!』



紅君って長いでしょ。



聞いててなんか・・・な・・・




「紅君って長いし、おかしいだろ!!
 蓮でいいから」



そう言うと倉橋は真っ赤な顔をして
口を金魚みたいに、パクパクさせていた。