特別…なのかな?


林が目の前にいて、手を痛そうに振っている。

えっ…


「林っ、大丈夫?」


「おうっ!つかあいつどこ狙ってんだよ…」


相手のコートの男子を睨んでいる。

悪いの私なのに…。


「あの…ごめんね?ありがとう…」


私は申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

でも…嬉しかったなぁ。


「大丈夫だって!島田こそ何もなくてよかったな」


「う、うん…!!」


私顔真っ赤だよ…恥ずかしい。

一言一言ドキドキしちゃうよ~~~。