虹色のフープ





あの戦い?から一週間後


毎年恒例の新入生歓迎会お花見が行われていた


学校の中庭にある1本の桜の木の周りに集まり行われていた


今年は毎年のように騒ぎ、選挙のお礼として


生徒会で手作りお菓子を配りまわっている



「よくまぁ、全校生分作ったな、お前ら」



女子3人を見ながら言った



「まぁ、結愛はもともとお菓子作り上手だし
和奏は器用だし」



「お前は?」



と大輝が自慢気に言う成美にツッコんだ



「・・・・、まぁ、朝飯前だったよ」



スルーかよ


でも、ほんとよく作れたな~


約700人を3つづつ=2100個・・・


なんて話しながら回っていると



「あっ」



という声が聞こえ、振り向くと



「瀬戸」



がいた



「楽しんでるか?」



と圭ちゃんが聞く・・・までもなく


楽しそうだなコイツ



「別に楽しんではない」



なんなんだよ、こいつ



「今回のことでは、まだ負けたつもりはないからな!」



まだ、のっとる気かよ



「まだ、岡本さんはあきらめないから!]



『『いいかげん、あきらめろよ!!』』



生徒会メンバーの叫びがこだました