虹色のフープ


~圭吾side~


あんな勝負を受けて7日目、投票日になった


体育館に1~3年めでが並んで投票することになっている


=生徒会室=



「よし!行くか!」



「絶対負けるわけないから大丈夫だって」



「う、ん。わかってるけど、なんかキンチョーして」



気合が入った慎に、キンチョーしてる結愛を気遣う亮生



「なんで、和奏が開票係りなんだろう?」



「しょーがないだろ?一番頼りになるし?副会長がし?」



「イヤ、あんたも副会長だろ!」



嫌々開票係をやってくれる泉、即効で断ってきた大輝、につっこむ成美


先を歩く6人を見て教室を出ようとしたが



「あっ、悪い。先に行ってて。戸締り確認してないや」



と回れ右をした



「和奏も手伝おうか?」



「いいよ。先に行ったな」



と泉たちを送り出した



「はぁ~。さすがにキンチョーするな俺も」



一通り、戸締りを確認して廊下に出た


ガチャッ


教室の鍵を閉め体育館へ向かって歩く


廊下のの壁などには選挙のチラシが貼ってある



「・・・どうなるのかな」



と体育館の渡り廊下の突き当たりに女の子が一人立っていた