最初は嫌いだったのに...忘れられない



「やっぱな!!こっから教室まで道、わかんねえだろ??」

こうゆうバカなやつはわからないに決まってる!!

ちょっとかっこうつけてみた。

「まあ...でも1人でなんとかするんで...」

おいおい待てよ(笑)

こんなバカな子が1人でなんとかできることがおかしいだろ!!

絶対、1人ぢゃだめだ。

俺は気づいたらその子の顔に自分の顔を近づけて手をがっしり掴んでいた。

「な.な.な.な.な.なん...で...すか...!?離して..ください...」

どんだけビビってやがる。

てかこいつ足をけがしてる。

この様子じゃ本人は気づいてないみたいだ。

「おいおい(笑)お前、キョドりすぎだろ!!俺が教室まで運んでやるよ!!」