本屋 和正の優雅な読書

その女子高生は、一人の男に口を塞がれていた。

本棚を背にして、逃げ場がない。

男は女子高生の片足を抱え上げ、自らの腰を押し付けようとしている。

気が弱い少女なのだろう。

加えて、こんな行為を誰かに目撃されるという羞恥心や、男に対する恐怖心も手伝い、助けを求める事ができない。

白昼堂々、こんな図書館で無力な少女に乱暴を働く。

何より、神聖な本の聖地・図書館での不埒な行い。

決して許されるものではない…!