「神木さんやっべー」 「大人の色気ハンパねー」 「うわー、彼氏とか居んのかなー?」 「なぁ慧人。お前なんか知ってる?」 「晴はずっと1人だったよ」 「まぁじぃ!?じゃあ俺、立候補する!」 「俺も!」 「俺も!」 聞こえている男子の会話 ジッとこっちを見ているケイと目があった “かわいいよ” 口ぱくで、そう言ってくれた うわぁぁぁ わたし、今絶対顔赤い なんとなく恥ずかしくて、チャイムが鳴るまで、顔を上げれなかった