「くち、じゃねぇの?」 「く……っ!?」 「ん、目、閉じて」 両手で晴のスベスベな頬を固定して、そっと顔を近づける 晴はしばらく視線を泳がせてから、ギュッと目を閉じた 顔は赤いままで、胸の前で片手を握ってる すっげー可愛い 俺は素早く、触れるだけのキスをした や、……やわらかっ 「……はい、ごほーび」 頬を固定していた手をはずし、照れた晴が目を開けるのを見てた