「はは」


「なんか進展あった?」


美月は


あたしたちをくっつけようと必死だけど


たまに度が過ぎる



鍵持って帰っちゃったり


「ないよ」



あった。



やけに海にドキドキした。


ほんとにどうしちゃったんだろう。


「ね、放課後、詳しく聞くから一緒に帰ろ」


「...結構です。」



「いや、だめ。決定事項」


「マジィ!?」


「マジ」


はぁ。やんなっちゃうよ



でも、そんな


美月が好きなんだ。