学校に着くと、ちょうど美月が校門のところにいた



「美月!あ、海。じゃあね」


「おう。鍵返してもらえよ」


「うん」


寒ぃ...とまた海が呟いていた。



「美月!鍵返してよ」


「えー、忘れてきちゃったかも」



「あるでしょ!?返して」



「はい。どうだったの?昨日は」


「...ふつー」


「ふつーって?」


「海に泊めてもらった」



「そっか。良かったじゃん」