果たして、あんな可愛い顔があたしにはできるだろうか。

あんな可愛く笑えないよ。



「Mishio?」


エレンちゃんは首を傾げてこっちを見ていた。


4分たったのだろう。


あんなに可愛くは出来ないけれど、


だけど、


あたしなりに笑って、


「Let’s eat.」


インスタントラーメンのふたを開けた。