君と過ごした日々【完】

「あぁー、うん。付き合ってる。だけど面倒だし別れようかな」




そう言ってはぁ、ため息をた。




はぁ?何よ、こいつ。




あたしのイライラは頂点に達した。




あたしは友稀ちゃんの前に立ち、




パシーンっ




思いっきり頬を叩いてやった。




友稀ちゃんは頬に手をあて目を見開いてあたしを見ていた。




「ちょっ、何するのよ!」




そう言って、思いっきりあたしを睨みつけていた。




そんな睨みなんてあたしには効かないんだかね!!!




「あんたには負けない」




あたしはこいつに何かを言っても無駄だ。そう思ってあたしは友稀ちゃんにそう呟いて理科室から出た。