君と過ごした日々【完】

「…」



桔平は何も言わなかった。



「それであたしね、男子が怖くなったの。だけど、桔平が救ってくれたんだよ」



あたしがそう言うと桔平の目が丸くなった。




「えっ?俺?なんかしたっけ?」



桔平はうーんといいながら思い出そうとしていた。



「うん。ほら、赤いボールペン拾ってくれたじゃん」



あたしがそう言うとあぁー、と、頷いてから




「あれっ!あれで怖くなくなったの!?」